誰かと友達になりたいなら、まず、そいつを何かに利用しようなんていう浅ましい考えは捨てることだ。
数学と友達になりたい場合も同じである。とにかく、そいつの話をじっくり聞き、いいとことも悪いところも
知ろうとすることだ。そして思いっきりけんかをすることだ。そうした末に、そいつの良さといとおしさがわかるのだから。
受験の道具としかみないんじゃなくて、もっと本質的なところを考えようよってことかな?
感想としてはとても面白かったです。数学の歴史や、著者が今までどうやって子供たちに教えてきたかも書かれていますし。
なるほどー、と関心してしまうことが多かったです。
最後のほうにフォン・ノイマンのお話しがあって、コンピュータを作ったときに「世界で2番目に計算の速いやつが生まれた」っぽいジョークを言ったと書いてありましたが、実際競って勝ったと記憶してたんだけど違うのかな…?
wiki
#水爆の効率概算のためにフェルミは大型計算尺で、ファインマンは卓上計算機で、ノイマンは天井を向いて暗算したが、ノイマンが最も速く正確な値を出した。
# ENIACとの計算勝負で勝ち、「俺の次に頭の良い奴ができた」と喜んだ。
はてさて、真実かどうかはとにかく、すごい人だな、ほんとに。
0 件のコメント:
コメントを投稿