amazon:超「超」整理法
読みながらメモ。
小手先ではなく考え方が大事。
初めは秩序よくならんでいても、書類が増えるほど、その秩序を維持するコストが増大する。とくにコウモリ問題とか。自動的に秩序が成り立つ仕組みを考えるべき。
紙媒体なら、使ったら、手前にしまう押し出し方式で。
Gmailは便利。オンラインストレージとしても便利。
ただスレッド機能はいただけない。これのせいでメールの時系列が崩れる。
最初のinput(走りメモ書き)と最後のoutput(本にする)は紙で。中間はPCが効率的
自分の専門意外は適当にやろう。今または自分が死ぬまでに機械ができそうなことはしない
Gmail博士になるのでなければ、ある機能をすべて使おうとするのは時間の無駄。
複数のラベル(タグ)づけは紙にだってできる。固定観念をすてよ。
フォルダ(分類)分けは自由な発想を妨げる。工学部卒が経済の教授でもいいじゃないか。
白鳥を鳥だとしか認識しないひとに、白鳥の湖はぜったいに作れなかった。白鳥が人に恋をするのだから。
タグづけが重要だから、名前の付け方が超重要。
索引がついてる本はおすすめ。なぜなら、索引は本が書き上がってからしか作ることができないので、締切りであっぷあっぷしてる状態で、なくてもいい上に面倒な索引をつけているのは「相当気合の入った本」だから。
知識の代わりに必要になったのは、ウェブでは得られないもの。
問題設定、仮説の構築、モデルの活用。
仮説とは否定するための命題である。無帰仮説と呼ばれる。
理論とは棄却されなかった仮説の体系である。だから新たな理論体系がでてくれば棄却される。
モデルとは単純化。最たるものは、摩擦の存在しない古典物理学の世界。
このおかげで物理は進化した。
一貫性を示すためにはモデルが必要。モデルなしにデータだけを集めることを「理論なき計測」という。典型は、データを回帰式にあてはめて分析すること。
何か異常なものがあるのは誰でもわかるが、本来あるべきものがないこと、はモデルが必要。例えば、誕生日表に59人の誕生日が記されていて、誕生日が同じ日の人がいないのは、確率的に考えておかしい。よって偽造されたもの。
大企業にいるメリットがなくなってきている。
大企業のメリットには「知的奴隷」を使えることが一つ。整理法などなくても、「おい、例の書類」だけでよい。しかし、いまは検索ができる。
年功序列は年金と同じで、少子化の今、若い人はババを掴まされる可能性が高い。
2009年2月15日日曜日
超「超」整理法
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