2008年7月12日土曜日

落書き事件騒動は、学校が一番キモい


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~今日の日記で言いたいこと3行まとめ~
・落書きはいけないって、そりゃ謝罪すべき。
・でも処分が重すぎる。
・一部のクレーマーにビビって適当な処分すんなよ学校

では以下本文。



ていうか、これで怒ってる人ってホントに文化財とか世界遺産が大事だから怒ってるとは思えないところがあるんだよなー。要するに「日本の恥」だからでしょ?道徳的にちょっとでもキズがあると、もう「世間に顔むけできない」みたいな感性こそどうにかしてほしいよ。当事者でも何でもない上に文化財に関心があるわけでもなさそう人が、なんでここまで怒らなきゃいけないのか。規範をちょっとでも踏み外した人は、安心して叩けるとでも思ってるのか。
道徳的潔癖




大体同意で、文化財が大事だから怒ってるんじゃなくて、他所様の大事そうなものに落書きしたから、日本の恥だ!ってなってるんだと思います。当然のことだと思ってて、ニュースみてても初めからそういうものだと受け取ってました。


ただこの記事は誤解されそう。たぶんこの人は「世間に顔向けできない」感性自体は否定していなくて、「なんでここまで怒らなきゃいけないのか」という程度を問題視しているのだと思う。それだと、記事でキモいと言われている人たちは、退学させろ!と言っている一部の過激な人のことを指してるのであって、その感性自体を疑問視している野蛮で残酷な日本的茶番とはまた違っている主張なのだと思う。


この過激な人たちが多ければ多いほど、水面下で多数の人たちが「落書きは不味いよなぁ・・・」と思ってる人は多いはずで、この感覚自体は間違ったものではないと思います。これに反論されると、一般的に日本人的感覚と呼ばれてるものが正しいのか、正しくないのか、という話になるので、それはちょっと面倒なのでゴメンなさい。


このように、「他所様のものに落書き」->「(多数と思われる日本人)それは不味いって」->「(一部の過激さん)退学させろ!」までは良いのですが、この後、この過激な人たちに感化されて、顧問を解任したり、生徒を停学にしちゃったりした学校は、アホだ、と思ってます。この教職者たちは人間を1つのベクトルでしか評価できんのか。そのベクトルは世間と馴れ合えるかどうかだけなのか。





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